JCI Annual Convention in SENDAI

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第39回コンクリート工学講演会

A.Material & Construction » Nondestructive test & Assessment

Nondestructive test & Assessment Ⅱ

Wed. Jul 12, 2017 1:15 PM - 3:30 PM Room 6 (Shirakashi 2 / Conference Building 3F)

座長:加藤絵万(土木), 田中章夫(建築)

[1304] Development of methods for estimating residual stress of rebar by X-ray diffraction

Katsuya ODAGIRI1, Kiyoshi TANAKA2, Hidekazu NOZUE3, Mitsuyasu IWANAMI1 (1.東京工業大学 2.オリエンタルコンサルタンツ 3.パルステック工業)

Keywords:Concrete structure, Rebar, Residual stress, X-ray diffraction, Maintenance, コンクリート構造物, 鉄筋, 残留応力, X線回折法, 維持管理

本研究では,構造物の応力推定手法としてX線回折法に着目し,コンクリート構造物に用いられている鉄筋への適用性に関して検討を行った。一連の応力測定試験の結果から,異形鉄筋での応力測定位置としては節間が適切であることがわかった。また,酸化皮膜に覆われている鉄筋に対して精度よく測定を行うためには,酸化皮膜を除去し,さらに電解研磨を行う表面処理が効果的であることがわかった。そして,これらの方法で測定を行えば,おおよそ±30MPa程度の誤差範囲で応力を推定できることがわかった。