コンクリート工学年次大会2017(仙台)

講演情報

第39回コンクリート工学講演会

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自然治癒・自己治癒/サステイナビリティ/軽量コンクリート(材料)/エコ・緑化コンクリートⅠ

2017年7月14日(金) 09:30 〜 11:45 第2会場 (萩/会議棟2階)

座長:李春鶴(土木), 畑中重光(建築)

[1327] カルシウムアルミネートを用いた改良土の特性と炭酸化における強度変化

佐々木崇1, 渡辺雅昭1, 盛岡実1, 半井健一郎2 (1.デンカ 2.広島大学)

キーワード:Cement Base Agent, Calcium Aluminate, Carbon Dioxide, Carbonation, pH, Hexavalent, Chromium

低負荷環境材料である固化材を提案することを目的として,砂質土を用いて浅層混合処理工法を想定した配合でセメント系固化材と,カルシウムアルミネート系と,カルシウムアルミネート系にさらにC2Sを混和した3種類の固化材につき,炭酸化の有無による基礎性状を確認した。カルシウムアルミネート系固化材は,中性化することで圧縮強度が低下する一方,C2Sを混和した固化材は,中性化に伴う圧縮強度の低下を抑制することを確認した。さらにカルシウムアルミネート系, C2Sを混和した固化材の改良体は低アルカリ性を示し,さらに六価クロム溶出量が低い結果を示した。