[2168] 非埋め込み型RC・S複合梁の履歴特性のモデル化に関する研究
キーワード:beam-model, composite beams with steel and reinforced concrete members, FEM Analysis, FEM解析, hysteretic characteristics, RC・S複合梁, skelton curves, 履歴法則, 部材モデル, 骨格曲線
端部RC部が曲げ降伏するRC・S複合梁の履歴特性は端部RC部の非線形性が大きく影響するため,評価が難しい。本研究では,非埋め込み型RC・S複合梁についてFEM解析を実施して骨格曲線の評価方法などを検討する。まず,著者らによるRC・S複合梁の実験試験体を対象にFEM解析を実施し,非埋め込み型の特徴であるRC・S境界面の特性を考慮した2次元モデルが有用である事を示した。次に,スパンや断面をパラメータとした2次元モデルのFEM解析からRC・S複合梁の骨格曲線を評価する実用的方法を提示し,実験試験体に適用し実験結果との対応を考察した。