[2181] Effect of reinforcement concrete element with Basalt Fiber adhesive property on adhesive property
Keywords:adhesion, basalt fiber, crack, fiber reinforced concrete, バサルト繊維, ひび割れ, 付着-すべり関係, 短繊維補強コンクリート
バサルト繊維補強コンクリートを用いた,鉄筋コンクリート要素の供試体について一軸引張試験を行い,平均付着応力および鉄筋とコンクリート界面のすべり量について検討した。その結果,バサルト繊維補強コンクリートを用いた供試体の平均付着応力の最大値は,短繊維のないコンクリートよりも1.13倍程度大きくなり,同混入量の鋼繊維よりも大きくなった。また,最大付着応力到達時の鉄筋ひずみは,短繊維のないコンクリートは1000μ程度,バサルト繊維と鋼繊維を混入したコンクリートは2000μ程度となり,短繊維補強コンクリートを用いることでひび割れの定常状態に至る応力レベルが,大きくなることが考えられた。