コンクリート工学年次大会2017(仙台)

講演情報

第39回コンクリート工学講演会

B.構造・設計 » 補修・補強(構造)

補修・補強(構造)

2017年7月14日(金) 09:30 〜 11:45 第10会場 (会議室4/展示棟1階)

座長:富山潤(土木), 北山和宏(建築)

[2200] 超高強度繊維補強コンクリートとモノレール鋼軌道桁からなる複合桁の疲労耐久性に関する実験的研究

吉本宏和1, 川口哲生1, 名嘉真浩昭2, 井上美佐男3 (1.大成建設 2.モノレールエンジニアリング 3.東京モノレール)

キーワード:composite girder, fatigue durability, stud bolt, track, UFC, ultra high strength fiber reinforced concrete, スタッドボルト, 疲労耐久性, 複合桁, 超高強度繊維補強コンクリート, 軌道

本研究では,超高強度繊維補強コンクリート(以下,UFC)とモノレール鋼軌道桁(以下,鋼軌道桁)からなる複合桁の疲労耐久性を検証するために,疲労試験と耐力確認試験を行った。ここでは,UFCパネルおよび鋼軌道桁を想定した鋼桁,両部材間の無収縮モルタル,スタッドボルトにより一体化を図った複合桁を製作して,水平方向に載荷する疲労試験を実施した。その後,静的単調載荷による耐力確認を行った。疲労試験の結果,200万回の疲労載荷終了時まで,試験体のひび割れ,スタッドボルトの過大なひずみは確認されなかった。また,耐力確認試験においても,本構造は十分な耐力を有していることが確認された。