コンクリート工学年次大会2017(仙台)

講演情報

第39回コンクリート工学講演会

B.構造・設計 » 既存構造物の調査

既存構造物の調査

2017年7月13日(木) 13:00 〜 15:15 第6会場 (白橿(しらかし)2/会議棟3階)

座長:横関康祐(土木), 谷昌典(建築)

[2206] 長崎県端島のRC建物(48号棟,65号棟)のスラブの劣化程度の調査

盛尾修平1, 岸本一蔵1 (1.近畿大学)

キーワード:corrosion of steel, Gunkanjima island, RC 建物, RCbuilding, slub, スラブ, 腐食, 軍艦島

2016 年12 月にJCI およびAIJ の委員会により長崎県端島(通称 軍艦島)の建物調査が行われた(JCI:供用不可まで劣化破損が進行したコンクリート構造物の補修・補強工法に関する研究委員会,AIJ:軍艦島コンクリート系建築物の健全度調査小委員会:両委員会とも委員長 東京大学大学院 野口貴文 教授)。本報では,同調査で行った48 号棟,65 号棟の2 棟のスラブの状態について報告する。スラブの劣化の概要について述べると共に,劣化の層方向分布について検討を行った。