コンクリート工学年次大会2019(札幌)

講演情報

第41回コンクリート工学講演会

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セメント/骨材/自然治癒・自己治癒

2019年7月11日(木) 13:00 〜 15:15 第4会場 (108会議室)

座長:斉藤豪(土木), 盛岡実(建築)

[1002] モンゴルで使用されているセメントの力学的特徴

土門寛幸1, 渡辺暁央1, 中村努1, セルゲレン ムンフオチル2 (1.苫小牧工業高等専門学校, 2.モンゴル工業技術大学付属モンゴルコーセン技術カレッジ)

キーワード:backscattered electron image、cement of mongolia、fly ash、physical testing methods for cement、セメント強さ試験、フライアッシュ、モンゴルのセメント、反射電子像

モンゴルで使用されている3種のモンゴル国産セメント(モンセメント,フトゥルセメント,マックセメント)および輸入セメント(以下,チャイナセメント)について,セメント強さ試験および粉末X線回折,反射電子像観察等を実施し,セメントの品質について検討した。その結果,チャイナセメントのモルタル圧縮強度は,日本の普通ポルトランドセメントモルタルの半分以下で,モンゴル国産セメントの5~7割程度であることを示した。反射電子像を観察するとチャイナセメントのみフライアッシュが多量に確認できた。