[1162] Behavior of ring-restrained polymer-modified mortar using acrylic resin during the fire
Keywords:Fire、Polymer cement mortal、Restrained stress、Ring-restrained mortal、Spalling、Vapor pressure、ポリマーセメントモルタル、リング拘束供試体、拘束応力、火災、爆裂、蒸気圧
コンクリートの爆裂試験方法である,リング拘束供試体法をアクリル系ポリマーセメントモルタル(以下,PCM)に適用し,加熱中の拘束応力と蒸気圧を測定し,加熱後の爆裂規模を評価した。加熱後の爆裂規模を上述の試験法のグレーディング指標に従い評価すると, PCMはポリマー無添加の水準よりもグレードが低下し,既往の研究と同じ傾向を示した。また,爆裂深さ推定も,コンクリートの高温特性値を用いた結果,実際の爆裂深さの経時変化とよく一致した。これらの結果から,リング拘束供試体法は,コンクリートと同様にPCMの爆裂性状を評価できる可能性があることを確認した。