[1081] 汎用型CO₂固定設備で炭酸化させた異なる骨材におけるCO₂固定量に関する一考察
キーワード:脱炭素CO2ガス、粒状化再生粗骨材、再生粗骨材、CO2固定設備、CO2固定量
本研究では,残コンクリート・戻りコンクリート由来の再生粗骨材と,粒状化再生粗骨材の2種類の骨材を同一の条件下で炭酸化し,それぞれ骨材物性値の変化とCO2固定量を比較した。また,サンプル採取において,骨材を混合撹拌して採取する方法と,混合撹拌せずに採取する簡易な方法にて採取を行った場合のCO2固定量の分析結果への影響を確認した。実験の結果,CO2固定量は今回の炭酸化方法においては2種類の骨材ともに大きく変わらない結果となった。また,サンプル採取方法の違いによるCO2固定量の分析結果においては,簡易な方法ではばらつきが大きくなることが確認された。