[1216] Carbonation assessment of blast furnace slag concrete based on 10-year exposure test results
Keywords:高炉セメント、中性化速度係数、圧縮強度、環境条件、10年曝露
本研究では,高炉セメントコンクリートの中性化抵抗性の評価を目標とし,構造体コンクリートとテストピースの相違,促進中性化試験と曝露試験の相違を明らかにすることを目的として実験的検討を行った。10年目の曝露試験結果について高炉セメントコンクリートの方が普通コンクリートと比べて中性化速度係数は大きくなったが,その差は曝露条件の差に比して小さい結果となった。さらにJIS A 1153に準拠した促進中性化試験の中性化速度係数はセメント種類に関わらず屋外に曝露された10年目の中性化速度係数を安全側に評価することが可能であることが明らかとなった。