[1220] Study on Behavior of High-Fluidity Concrete under Vibration and its Effect on Reduction of Compaction Work Load
Keywords:締固めを必要とする高流動コンクリート、締固め、材料分離抵抗性、作業負荷、消費カロリー
異なる流動性を有するコンクリートについて,締固め作業負荷を加振時の間隙通過性,流動性の観点から間接的に評価するための各種試験を行った。その上で,スランプあるいはスランプフローで管理するコンクリートのそれぞれに要する締固め作業負荷を,代謝当量METs(Metabolic Equivalents)という身体活動の強度を示す指標を用いることで消費カロリーに換算して比較した。その結果,締固めに要する作業負荷は,スランプ10cmのコンクリートを用いた場合と比較して,スランプ20cmで約58%,スランプフロー44cmで約89%の低減になると試算された。