コンクリート工学年次大会2025(盛岡)

講演情報

第47回コンクリート工学講演会

A. 材料・施工 » 凍害

凍害1

2025年7月18日(金) 10:50 〜 12:20 第5会場 (アイーナ8階 810)

座長:大谷俊浩(建築),高橋佑弥(土木)

[1256] 拘束治具により作用力を導入したコンクリート供試体の凍結融解抵抗性の評価方法に関する検討

筏津春花1, 緒方英彦1, 石神暁郎2, 河合正憲2 (1.鳥取大学 2.土木研究所 寒地土木研究所)

キーワード:たわみ振動、相対動弾性係数、超音波伝播時間、JIS A 1148、JIS A 1127

作用力がコンクリートの凍結融解抵抗性に及ぼす影響を解明するため,本論文では拘束治具によって作用力を導入したコンクリート供試体の凍結融解抵抗性の評価方法を検討した。相対動弾性係数の評価に用いるたわみ振動の一次共鳴振動数は,拘束治具によって作用力を導入したコンクリート供試体でも,JIS A 1127と同じ方法で測定できることが分かった。また,たわみ振動の一次共鳴振動数から求めた相対動弾性係数と超音波伝播時間から求めた伝播時間による動弾性係数の変化率は良好な対応関係を示した。