Fire resistance/ Initial defect

[1327] The effects of the rate of increase in the vapor pressure and the restraint stress during rapid heating at high temperatures on spalling

Taku KOYAMA¹, Syunpei OUYAMA¹, Syun HANYU¹, Mitsuo OZAWA¹ (1.群馬大学)

Keywords:爆裂現象、拘束応力、水蒸気圧

本研究では急激な加熱によるコンクリートの爆裂現象の要因である拘束応力や水蒸気圧の上昇速度から検討し，両要因を複合的に判定する爆裂発生条件を検討することを目的とした。実験水準は拘束の有無と熱源の温度とし，圧縮強度が100MPa以上の高強度コンクリートの1面に急激な加熱を行った。実験の結果，拘束状態である熱源温度を1150℃とした水準において，爆裂が二回生じた。また，拘束応力の上昇速度が低下し，水蒸気圧の上昇速度の増減が大きいときに爆裂が生じる現象を観測した。