出展者情報
国立天文台アルマ望遠鏡
◆暗黒の宇宙に私たちのルーツを探る、アルマ望遠鏡
「私たちが住む太陽系は、どのように生まれたのだろう?」
「生命の材料は、地球以外の場所にも存在しているのだろうか?」
人類が長年抱いてきたこんな疑問に挑む最前線が、アルマ望遠鏡です。南米チリの標高5,000mの高地に建設され、2011年に科学観測を開始したこの巨大望遠鏡。これを使えば、星や惑星の材料となる塵やガス、生命の材料になるかもしれない物質が放つかすかな電波を、「視力6000」に相当する圧倒的な性能でとらえることができます。惑星誕生のメカニズムや地球外生命の可能性を明らかにし、私たちのルーツを宇宙にたどること。これが、日本を含む22の国と地域が協力して運用するアルマ望遠鏡の使命です。
アルマ望遠鏡を使う
アルマ望遠鏡を使って研究するには、・データアーカイブから、すでに取得されたデータをダウンロードする。
・自ら観測提案を行う。
の2種類の方法があります。電波観測・電波干渉計観測の経験がない研究者にも、国立天文台の東アジア・アルマ地域センターがユーザー支援を行います。
詳しくは、以下の資料をご覧ください。
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アルマ望遠鏡 研究紹介動画1. 惑星形成研究の歩み
アルマ望遠鏡研究紹介動画2. 生命の「種」 有機分子の探究
アルマ望遠鏡関連発表一覧
6月3日●[MIS02-02] Astrochemistry and molecular composition in protoplanetary disks
Invited Papers
*野津 翔太1 (1. 理化学研究所 開拓研究本部 坂井星・惑星形成研究室)
●[PPS06-07] ALMA望遠鏡を用いたSY Chaに付随する遷移円盤の観測的研究
*折原 龍太1、百瀬 宗武1、武藤 恭之2、橋本 淳3、Hauyu Liu4、塚越 崇5、工藤 智幸5、高橋 実道5、楊 毅5,6、長谷川 靖紘7、Ruobing Dong8、小西 美穂子9、秋山 永治10、石塚 将斗6 (1. 茨城大学、2. 工学院大学、3. 自然科学研究機構アストロバイオロジーセンター、4. 台湾中央研究院天文及天文物理研究所、5. 国立天文台、6. 東京大学、7. NASAジェット推進研究所、8. ビクトリア大学、9. 大分大学、10. 新潟工科大学)
●[PCG18-03] A belt-like distribution of gaseous hydrogen cyanide on Neptune's equatorial stratosphere detected by ALMA
*飯野 孝浩1、佐川 英夫2、塚越 崇3、野澤 悟徳4 (1. 東京大学 情報基盤センター、2. 京都産業大学 理学部、3. 国立天文台、4. 名古屋大学 宇宙地球環境研究所)
●[PPS06-08] 周惑星円盤の赤外線・電波観測のモデル計算:衛星形成の条件
*胡 博超1、野村 英子2 (1. 東京工業大学/国立天文台、2. 国立天文台)
●[PPS02-P07] Revisiting Venus Doppler-wind maps obtained by ALMA: Impact of missing short-baseline data and uncertainty in the flux calibration
*佐川 英夫1 (1. 京都産業大学)
●[PCG18-P09] ミリ/サブミリ波望遠鏡SPART/ALMAを用いた金星大気微量分子COとSOx分子の観測
冨原 彩加1、米津 鉄平1、濵口 優輝1、佐川 英夫2、*前澤 裕之1 (1. 大阪府立大学大学院理学系研究科物理科学科、2. 京都産業大学)
6月4日
●[PCG19-06] 熱くて塩っぱい大質量原始星円盤:星形成観測から隕石学への架け橋?
★招待講演
*田中 圭1,2 (1. コロラド大学ボルダー校、2. 国立天文台)
●[PCG19-P01] 星形成領域Sagittarius B2(N)における前生物的分子CH3NCOの塵表面生成の調査
*荒木 光典1、出岡 恭一1、大野 有紀1、小山 貴裕2、高野 秀路3、久世 信彦2、築山 光一1 (1. 東京理科大学、2. 上智大学、3. 日本大学)
●[PCG19-P03] 50m大型ミリ波望遠鏡LMT/2mm帯受信機B4RによるOrion-KL領域の試験観測
*米津 鉄平1、前澤 裕之1、川邊 良平2、吉村 勇紀3、廿日出 文洋3、河野 孝太郎3、竹腰 達哉4、酒井 剛5、田中 邦彦6、谷口 暁星7、田村 陽一7、大島 泰2、島尻 芳人2、David Hughes8、David Sanchez-Arguelles8、Arturo Gomez-Ruiz8、Ivan Rodriguez-Montoya8、Javier Zaragoza-Cardiel8、Edgar Colin8、Miguel Chavez-Dagostino8、Sergio Rojas8、Pete Schloerb9、Kamal Souccar9、Min Yun9 (1. 大阪府立大学、2. 国立天文台、3. 東京大学、4. 北見工業大学、5. 電気通信大学、6. 慶應義塾大学、7. 名古屋大学、8. INAOE、9. UMass)
●[PCG19-04] 円盤形成初期にある連星系IRAS 16293-2422 Aを取り巻くエンベロープガス、原始星円盤、およびアウトフローの関係
*大屋 瑶子1 (1. 東京大学)
●[PCG19-07] ALMAによる原始惑星系円盤における一酸化炭素同位体組成の測定可能性
*吉田 有宏1、野村 英子2、古家 健次2、塚越 崇2 (1. 京都大学理学部、2. 国立天文台 科学研究部)
●[PCG19-09] 磁気駆動円盤風で進化する原始惑星系円盤におけるケイ酸塩ダストの結晶化度
*荒川 創太1、松本 侑士2、本田 充彦3 (1. 国立天文台、2. 台湾中央研究院、3. 岡山理科大学)
6月6日
●[PAE16-12] Multi-planetary systems deduced from the observed ALMA disks: initial conditions and evolutionary outcomes
*Shijie Wang1, Kazuhiro D Kanagawa1,2, Toshinori Hayashi1, Yasushi Suto1 (1. University of Tokyo, 2. Ibaraki University)
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担当部署
自然科学研究機構国立天文台 アルマプロジェクト
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