日本地球惑星科学連合2021年大会

講演情報

[J] 口頭発表

セッション記号 M (領域外・複数領域) » M-IS ジョイント

[M-IS23] 山の科学

2021年6月4日(金) 10:45 〜 12:15 Ch.13 (Zoom会場13)

コンビーナ:鈴木 啓助(信州大学山の環境研究センター)、苅谷 愛彦(専修大学文学部環境地理学科)、佐々木 明彦(国士舘大学文学部史学地理学科 地理・環境コース)、奈良間 千之(新潟大学理学部フィールド科学人材育成プログラム)、座長:西村 基志(国立極地研究所 国際北極環境研究センター)

10:45 〜 11:00

[MIS23-07] 北アルプス・上高地梓川流域における積雪深分布

*鈴木 啓助1、佐々木 明彦2 (1.信州大学山の環境研究センター、2.国士舘大学)

キーワード:水資源

降雨よりも降雪としてもたらされる多量の降水が、北アルプスにおける水資源として重要である。冬期に流域内に堆積する雪は、天然の白いダムと呼ばれる。山岳地域における積雪深分布の量的な解明は、水資源の算定としてのみならず、流域内の地形や植生などに対する雪の影響を検討する上でも重要である。ここでは、北アルプスの上高地梓川流域において、積雪深の分布を調査したので報告する。