石油学会 第63回年会(第69回研究発表会)

講演情報

研究発表A会場

A04-A06

2021年5月25日(火) 10:45 〜 11:30 A会場 (online-a)

司会:石川 理史(神奈川大学)

11:15 〜 11:30

[A06] アンモニア水および尿素を窒素源とするアルキルアミン合成に有効な担持イリジウム触媒の開発

余 涵1、○和田 健司2、馮  旗1 (1. 香川大学 創造工学部、2. 香川大学 医学部)

キーワード:ammonia, iridium, N-alkylation

第一級アルコールとアンモニア水あるいは尿素間の反応によるアルキルアミン合成に特に優れた活性を有する酸化チタン担持イリジウム触媒を見出した。例えばIr (6 wt%)/JRC-TIO-10 (3.0 mol% as Ir) 触媒存在下、28%アンモニア水とベンジルアルコール間の反応によって、トリベンジルアミンが83%の収率で得られた(2 h, bath temp. 140 deg.C)。Ir担持量及び担体の影響を系統的に検討したので、報告する。