1:00 PM - 1:15 PM

[1B08] Synthesis of novel polyoxometalates containing sulphur as a hetero atom

○Tadaharu Ueda¹, Naoki Yamasaki¹, Shuhei Ogo¹ (1. Kochi University)

ポリオキソメタレート(POM)は，脱硫や酸化触媒への応用等活発に研究されてきた。しかし，中心原子として硫黄を含むPOMの研究は遅れていた。特に，POMの骨格部分に様々な遷移金属を導入した硫黄含有POMの合成法は，明らかにされていなかった。本研究室では，その合成法を確立することに成功した。これによって，POMの触媒として応用範囲を拡大することが期待できる。

1:15 PM - 1:30 PM

[1B09] Analysis of electrochemical behavior of polyoxometalates

○Naoki Yamasaki¹, Shuhei Ogo¹, Tadaharu Ueda¹ (1. Kochi University)

ポリオキソメタレート(POM)は，超深度脱硫や酸化触媒への応用研究が行われている無機高分子錯体である。脱硫反応や酸化反応とPOMの酸化還元特性とは、非常に関連が深い。しかし、POMの電気化学的酸化還元挙動は、非常に複雑で、不明瞭な部分が多く残されている。今回は、アセトニトリル中における遷移金属導入POMの電気化学的酸化還元挙動について詳細に調査した。

1:30 PM - 1:45 PM

[1B10] Synthesis of organic-inorganic hybrid layered silicate having unique interlayer properties

○Katsutoshi Yamamoto¹, Takuji Ikeda², Yukiko Otsu¹, Yusuke Tsukamoto¹, Qing Ma¹ (1. Faculty of Environmental Engineering, The University of Kitakyushu, 2. AIST Tohoku)

A novel organic-inorganic hybrid layered aluminosilicate material KCS-11 was successfully synthesized. KCS-11 can selectively introduce amphiphilic molecules such as alcohols into its interlayer. The interlayer of KCS-11 has so strong affinity to alcohol molecules that KCS-11 can extract ethanol even from 10 wt% aqueous ethanol.

1:45 PM - 2:00 PM

[1B11] Synthesis mechanism of Fe-containing amorphous composite oxide by mechanochemical reaction

○Kakeru Ninomiya¹, Maiko Nishibori¹, Ginpei Tanaka¹, Ryota Osuga¹, Mizuho Yabushita¹, Sachiko Maki¹, Kiyoshi Kanie¹, Atsushi Muramatsu¹ (1. Tohoku University)

メカノケミカル（MC）反応は複合材料の合成に多く活用されており、これにより得られる金属種とシリカの非晶質複合酸化物をゼオライト合成に用いることで、金属原子が均一に分散することが報告されている。本発表では、ゼオライト前駆体合成を目的として、MC反応にともなう非晶質複合酸化物中の金属種（Fe）の化学状態および局所構造変化をX線吸収分光法で追跡することで合成メカニズムについて検討した結果を報告する。

2:00 PM - 2:15 PM

[1B12] Introduction of hierarchical structure into YNU-5 zeolite and its improved catalytic performance for hexane cracking

Liu Qing¹, Ryota Sugimoto¹, Satoshi Inagaki¹, ○Yoshihiro Kubota¹ (1. Yokohama National University)

塩基処理によってYNU-5ゼオライトの粒子中にメソ細孔／ミクロ細孔階層構造を構築することに成功した。未修飾のYNU-5触媒は、ヘキサンの接触分解中の激しいコーク生成によって著しく失活したが、脱アルミニウム処理により失活は大きく抑制された。同じSi/Alを有するYNU-5の階層構造の効果を調べたところ、階層構造が有る場合は無い場合よりも失活が抑制されるとともに、ヘキサン転化率の向上も見られた。

2:15 PM - 2:30 PM

[1B13] Surfactant effect on the synthesis of CON-type boroaluminosilicate zeolite and its MTO catalytic performance

○Masato Sawada¹, Takeshi Matsumoto¹, Shuhei Yasuda¹, Junko N. Kondo¹, Toshiyuki Yokoi¹ (1. Tokyo Tech)

中員環型ゼオライトは、MTO反応における比較的長い触媒寿命と高い低級オレフィン選択性をもつ触媒材料である。我々はこれまで、CON型ゼオライトの界面活性剤共存下での塩基性処理により、高プロピレン選択性を維持しながらMTO触媒寿命の伸長化が可能であることを報告している。本研究では、CON型ゼオライトの粒子形態制御を目的に、界面活性剤共存下でのゼオライト合成と、各種界面活性剤の効果がMTO触媒特性に及ぼす影響に関し検討した。

Session information

[1B08-13] Functional materials(1)