長野大会(第52回石油・石油化学討論会)

講演情報

資源開発

[1B11-1B15] 資源開発(2)

2022年10月27日(木) 14:45 〜 16:00 B会場 (12C会議室)

座長:中川 裕幸(石油資源開発(株))

14:45 〜 15:00

[1B11] 油-塩水-岩石における方解石の溶解による粗さ評価:低塩分濃度水攻法への影響

○王 越斉1、ハオ シンチゥアン1、エラクネス ヨガラジャ1、長谷川 丈1 (1. 北海道大学)

キーワード:Contact angle, Low salinity water flooding, Roughness

低塩分濃度水攻法は、炭酸塩岩貯留層における石油増進回収の有望な技術である。この技術における接触角と濡れ性の変化には、表面粗さの変化と油-塩水-岩石間の相互作用が重要な役割を果たす。本研究では、原子間力顕微鏡を用いて、異なる塩分の水中での方解石の表面粗さを測定した。また、接触角を測定し、方解石の溶解に塩水が与える影響を表面粗さによって評価した。最後に、表面粗さが接触角に及ぼす影響について検討した。