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[1E01] ルチル型TiO2上でのIr酸化物原子層・Ir複合酸化物サブナノ粒子の設計と触媒特性評価
キーワード:epitaxial growth, monolayer, sub-nano particle
高表面積担体上にIr酸化物単原子層,Ir複合酸化物サブナノ粒子が自発的に組みあがる現象を報告する。基盤の結晶構造を反映して原子が配列する「エピタキシャル成長」を鍵として,ルチル型TiO2にIr原料を含浸し大気焼成するのみでIrOx単原子層が形成した。さらに卑金属 (Mn, Fe, Co, Ni, or Cu) 原料をドープするだけでIr複合酸化物サブナノ粒子への構造制御も可能であった。HAADF-STEMおよびXAFSによりそれら新奇構造を捉えたこと,形態と組成の制御による触媒特性の変化をCO酸化をモデル反応として観測したことを示す。