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[1E08] ケギン型ポリオキソメタレートへのプロトン吸着における支配因子の理論化学的検討
キーワード:Heteropolyacid catalyst, Proton, Theoretical investigation
ケギン型ポリ酸は規定された構造を持つ金属酸化物クラスターであり、組成変更により容易に化学的特性を制御できるため多く研究されている。特に、プロトン吸着特性は酸触媒としての性能や酸化還元能に関わるため、その支配因子の解明は重要である。本研究では量子化学計算により、種々のケギン型ポリ酸のプロトン吸着特性とその支配因子を検討した。結果から、プロトン吸着位置は価数や金属元素種により制御されることがわかった。