長野大会(第52回石油・石油化学討論会)

講演情報

インターナショナル sess.

[1F08-1F11] インターナショナル sess.(2)

2022年10月27日(木) 13:30 〜 14:30 F会場 (13A会議室)

座長:西村 俊(北陸先端科学技術大学院大学)

14:15 〜 14:30

[1F11] キチン由来海洋バイオマスN-アセチルグルコサミンのイオン交換モンモリロナイトによる変換反応

○山崎 清行1、日吉 範人1、山口 有朋1 (1. 産業技術総合研究所)

キーワード:Marine biomass, Solid catalyst, Nitrogen-containing compounds

エビやカニに含まれる含窒素の海洋バイオマスであるキチンのモノマー、N-アセチルグルコサミン(NAG)は含窒素有用化合物の原料として利用可能である。本研究では、イオン交換したモンモリロナイトを用いることで、NAGから医薬品や含窒素の芳香族化合物へのプラットフォーム化合物となる3-アセチルアミノ-5-アセチルフラン(3A5AF)への変換を固体触媒によって初めて実現した。本発表では、NAGから3A5AFへの変換に対するイオン交換モンモリロナイトの触媒性能について報告する。