[2A09-2A12] 水素・エネルギーキャリア・CCU・カーボンリサイクル（8）

[2A10] 静電場印加時の二酸化炭素固体吸着材特性

○増田 拓海¹、七種 紘規¹、千島 健伸¹、三瓶 大志¹、村上 洸太¹、関根 泰¹ (1. 早稲田大学)

キーワード：Adsorption of CO2, Low temperature, Application of electric field

二酸化炭素回収技術として静電場印加による固体吸着剤の制御に注目した。先行研究では適する材料特性が未解明であった。そこで、本研究では異種カチオンをドープしたCeO2の静電場印加時の特性をDFT計算により検討した。結果、静電場印加で変化する吸着エネルギーはカチオンごとに異なり、電気陰性度の小さいカチオンほど多くの吸脱着量を制御できると分かった。この結果は、高い分離能を持つ二酸化炭素固体吸着剤の探索の指針となる。