[2D07-2D09] Test analysis/refining process

[2D08] Slective hydrodesulfurization over rhodium phosphide catalyst

○Yasuharu Kanda¹, Ami Miyamoto¹ (1. Muroran Institute of Technology)

Keywords:rhodium phosphide, selective hydrodesulfurization, phosphidation

リン化ロジウム触媒による1-ヘキセン(1-C6')およびベンゾチオフェン(BT)混合物の選択的水素化脱硫(HDS)反応を行った。Rh-P触媒を550℃で水素還元することで高いBTのHDS転化率が得られ、このBT転化率はRhおよび硫化処理したCoMoP触媒での転化率よりも高かった。また、Rh触媒では還元処理温度を変えてもC6オレフィン残存率は変化しなかったが、Rh-P触媒では還元温度が高くなった際に、C6オレフィン残存率の向上が見られた。これらのことから、Rhをリン化することで高いHDS活性とオレフィン収率の両立が可能になることを明らかにした。