[2D10-2D13] Heavy oil (1)

[2D13] Development of residue hydrodesulfurization catalysts with zinc-titanium or zinc-boron additions

○Shin-ya Suzuki¹, Hikaru Yamada¹, Kazuyuki Komori¹, Masaaki Haneda² (1. COSMO Oil Co., Ltd., 2. Nagoya Institute of Technology)

Keywords:HDS, Titanium, Boron

現在、当社商業運転に用いている直脱開発触媒は、担体への亜鉛の混練によって運転初期のコーク劣化を抑制し、安定期に高い脱硫活性を発揮している。本研究では、更なる原料重質化に対応すべく、触媒の高性能化を検討した。その結果、亜鉛混練担体にチタンまたはホウ素を含浸添加することで、初期劣化を更に低減し、1.2～1.3倍の脱硫活性を示す直脱触媒を開発した。これらの添加物は、触媒の水素化能を高め、コーク生成を抑制していると推測される。