[2E01-2E05] ポリマー・オリゴマー

[2E04] ニッケル錯体/EtAlCl₂からなる不均一系触媒を用いたブテン低重合によるバイオジェット燃料の製造

神坂 樹¹、春田 真吾¹、平原 実留¹、荻原 仁志¹、○黒川 秀樹¹ (1. 埼玉大学)

キーワード：Biojet fuel, Butenes oligomerization, Heterogeneous catalyst

バイオマス由来の分岐鎖を有する炭素数8~16のオレフィン類(BO)は、バイオジェット燃料に用いられる。分岐オレフィン類を効率よく合成する方法として、現在、直鎖ブテン類の低重合によるBOの合成を検討している。既報の特許では、カルボン酸ニッケル及びEtAlCl₂を組み合わせた均一系触媒が直鎖ブテン類を高選択的に二量化できると報告している。本研究ではこの触媒系の不均一触媒とするために、シリカや粘土鉱物など担体への固定化を検討した。