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[2F14] 流体中における細菌のプラスミド接合伝達に関する影響
キーワード:plasmid, conjugal transfer, simulation
環境浄化のための微生物の持つ環境汚染物質の分解能力は、プラスミドを用いて他の微生物に伝達させることができる。プラスミドは、自身の細胞内における染色体とは独立して複製される環状DNAである。プラスミドを他の微生物へと伝達させることにより、自身の特性を、世代を超えずに相手に引き継がせることができる。伝達方法は様々であるが、その内の1つに、接合伝達がある。本研究では、環境浄化の特性を持つ微生物をプラスミドにより接合伝達させるのに有用な流れの条件をシミュレーションによって検討する。