長野大会(第52回石油・石油化学討論会)

講演情報

C1化学

[2F15-2F19] C1化学

2022年10月28日(金) 15:15 〜 16:30 F会場 (13A会議室)

座長:池永 直樹(関西大学)

16:15 〜 16:30

[2F19] Mo系硫化物触媒によるCOからのメタンチオール合成―収率向上の検討ー

○渡部 綾1、大場 那津1、赤間 弘1、大島 一真2、岸田 昌浩2、VERMA Priyanka1、福原 長寿1 (1. 静岡大学、2. 九州大学)

キーワード:methanethiol, CO, Mo

メタノールと類似構造をもつメタンチオールは,オレフィンに変換できる有用な物質である。本研究では,COからのメタンチオールの合成反応(CO+2H2+H2S→CH3SH+H2O)に着目し,Mo系硫化物触媒の特性を評価した。Mo系硫化物はメタンチオール合成に活性を示し,K成分を添加することで反応が加速した。さらに原料圧力の増加により,メタンチオール収率は大きく向上した。