2024年度 人工知能学会全国大会(第38回)

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[1M5-OS-14b] AI諸技術の発展に基づく学びのモデルの高度化と展望

2024年5月28日(火) 17:00 〜 18:40 M会場 (53会議室)

オーガナイザ:小西 達裕(静岡大学 情報学部)、宇都 雅輝(電気通信大大学院 情報理工学研究科)、小暮 悟(静岡大学 情報学部)、山元 翔(近畿大学 情報学部)

17:20 〜 17:40

[1M5-OS-14b-02] 論証構造可視化システムのためのBERTを利用した要素・関係分類手法の検討

〇小暮 悟1、當山 宙良1、野口 靖浩1、山下 浩一2、小西 達裕1 (1. 静岡大学、2. 常葉大学)

キーワード:論証構造可視化、機械学習、要素分類、関係分類

大学等において教師が学生に課したレポートを評価する際には,学生自身の主張が,実験結果等の根拠や自明な前提等を元に正しく説明されているかを確認する必要がある.しかし教師一人でクラス全員のレポートの論証構造の評価をすることは難しい.これらの問題に対し,我々は文章論証構造可視化システムを作成している.このシステムは学生がレポートを提出する前に自身のレポートの論証構造を精査するためにも使えるし,教師が提出された学生のレポートの論証構造を確認するためにも利用できる.本研究では本システムが論証構造を可視化するために必要となる文章の「要素分類」および「関係分類」にBERT等を利用する手法を提案する.SVM等の従来手法に比べて精度が向上したので報告する.

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