2024年度 人工知能学会全国大会(第38回)

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オーガナイズドセッション » OS-14 AI諸技術の発展に基づく学びのモデルの高度化と展望

[1M5-OS-14b] AI諸技術の発展に基づく学びのモデルの高度化と展望

2024年5月28日(火) 17:00 〜 18:40 M会場 (53会議室)

オーガナイザ:小西 達裕(静岡大学 情報学部)、宇都 雅輝(電気通信大大学院 情報理工学研究科)、小暮 悟(静岡大学 情報学部)、山元 翔(近畿大学 情報学部)

18:00 〜 18:20

[1M5-OS-14b-04] ロボットによる学習支援における非言語コミュニケーションの効果

〇松居 辰則1 (1. 早稲田大学)

キーワード:ロボットによる学習支援、非言語コミュニケーション、内発的動機付け

我々は教育メディアとしてのロボットの利用によって学習者の内発的動機付けを導くことを目的とした基礎的な研究を行っている.特に,学習者とロボットの非言語情報によるコミュニケーションの効果に期待している.さらに,我々は,ロボットと学習者とのインタラクションにおける内発的動機付けを以下の一連の流れで捉えている.1)擬人化による学習環境への誘引(没入感の向上),2)ロボット動作に関する意図推定,3)行動に関する主体的な意思決定.そこで,本稿では(1)非言語情報を伴う学習支援ロボットが創発する安心感と学習意欲に関する検討(上記の1)に対応),(2)振動刺激を用いた学習支援ロボットの安心感動作に対する学習者の意図推定の誘発(上記の2)に対応),(3)学習者の内発的動機づけを目指したロボットとの非言語長期インタラクションによる「Peerさ」形成の実験的検証(上記の3)に対応)を紹介し,ロボットによる学習支援における非言語コミュニケーションの効果について議論したい.

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