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[1N3-GS-9-02] ジムカーナ走行におけるHeat間での振り返りを支援するRoGツールの構築
キーワード:ジムカーナ、身体知、一人称研究
ジムカーナは,舗装路面にロードコーン(三角コーン)を設置して,簡易的に作成されたコースに1台ずつ出走し,2回の走行タイムからベストタイムを競い合うモータースポーツである.1回目の出走(Heat1)後から2回目の出走(Heat2)の間に,コースを歩くことのできる完熟歩行の時間を含め1時間程度の時間が設けられており,ドライバはこの限られた時間の中でHeat1の走行を振り返り,Heat2に向けて走行プランや車両のセッティング変更を考える.本研究では,振り返りでのドライバの気づきを支援するためのRoGツールを開発している.RoGツールでは,ヘルメットや助手席のヘッドレスト,フロントガラスに取り付けたカメラで撮影した映像,外部から撮影した車両の走行映像,車両に搭載したスマートフォンで計測した加速度データといったマルチストリームデータの同期再生と,マルチストリームデータのタイムスタンプに紐づけた形でのデータアノテーションを行うことができる.これまでに一人称研究の手法をとり,RoGツールを用いることで走行の具体的な原因の推測や短時間での振り返りを行えることを観察した.
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