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[2A1-GS-10-03] COVID-19ワクチン接種後の抗体動態の個人差のモデル化および予測
キーワード:コロナワクチン、数理モデル、時系列解析、スコアリング
COVID-19パンデミックでは、ワクチン接種が重要な対策となった。たとえワクチンを接種しても、時間を経て抗体価が減少し有効性が低下することが知られてきており、これによってブレークスルー感染を引き起こす可能性がある。このため、適切な時期に追加接種を行う必要があり、効果的なワクチン接種戦略を立てるためには低い抗体価が持続する免疫脆弱集団を同定することが重要である。そこで本研究では、COVID-19ワクチンを接種して、その後の抗体価を経時的に追跡した福島県のコホートを用いて、個人レベルの抗体価動態を数理モデルによって再構築し、個人差を定量的に明らかにした。さらに、基礎疾患や副反応などの情報から簡単な計算で抗体価の多寡を一定程度予測できる抗体スコアを開発した。
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