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[2G4-GS-6-05] 小説を用いた対話コーパス構築のための言語モデルによる台詞間の発話応答関係の判定手法
キーワード:対話コーパス、小説
本研究では,日本語日常対話コーパスを構築するコストを軽減するため,小説内の登場人物による台詞を利用した対話コーパスの自動構築を目的としている.しかし,連続して記述される台詞を1会話として抽出した場合,1会話に含まれる発話数が少ないという課題がある.そこで,小説内には台詞間に台詞以外の文章が存在しているが,両台詞に発話応答関係が成立する部分が存在している点に注目し,本稿では言語モデルを用いた台詞間の発話応答関係を判定する手法を提案する.実験の結果,提案手法は,80.3%の平均F1値で台詞間の発話応答関係を判定できることを確認した.
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