2024年度 人工知能学会全国大会(第38回)

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[2G6-GS-6] 言語メディア処理:

2024年5月29日(水) 17:30 〜 19:10 G会場 (22+23会議室)

座長:丹羽彩奈(リクルート/Megagon Labs)

17:30 〜 17:50

[2G6-GS-6-01] MD&Aにおける定性的表現と経営者予想の精度

〇屋嘉比 潔1、黒木 裕鷹2、中川 慧3 (1. 大阪公立大学大学院、2. Sansan株式会社、3. 野村アセットマネジメント株式会社)

キーワード:MD&A、定性的表現、定量的表現、経営者予想の精度

有価証券報告書における財政状態等に関する経営者の説明はMD&Aとして開示が義務付けられ、重要な定性情報として知られている。本研究では、まず大規模言語モデルであるChatGPTを用いて、MD&Aの記述内容における主観的表現を抽出する。次に、主観的表現の含まれる割合の企業間比較を行い、MD&Aにおける定性情報の割合を定量化する。そして、定性情報が多いほど、経営者が自社のビジネスモデル、市場環境、戦略について深い理解を持っていることを示す可能性があり、より正確な業績予想につながると考えられる。MD&A内の主観的表現の割合が決算短信で開示される経営者の業績予想の正確度に与える影響を分析する。

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