18:10 〜 18:30
[2K6-OS-20b-03] AIの法人化に関する考察
キーワード:AIエージェント、法的位置づけ、不利益負担、AI法人
自然人である個人の代理をするAI agent は,自律性が高まるにつれ,その行為が主体である個人の意図通りのものになるとは限らない.その場合,AI agentの行った行為の法律的位置づけが問題になるので,この点に関する諸説を検討する.また,自律性が高いAI agentであれば,直接に人格を与えることはできないにしても,法的に独立した位置づけ,すなわち法人格を与えることも考えられる.AI agentが法人格を持てば,その行為に法的位置づけは明確化できるという利点がある.しかし,法人格を持てるかどうかという法的問題がある.この点についても提案されている方法を紹介し,その妥当性について検討する.
講演PDFパスワード認証
論文PDFの閲覧にはログインが必要です。参加登録者の方は「参加者用ログイン」画面からログインしてください。あるいは論文PDF閲覧用のパスワードを以下にご入力ください。