2024年度 人工知能学会全国大会(第38回)

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[2O4-OS-25a] 不動産とAI

2024年5月29日(水) 13:30 〜 15:10 O会場 (音楽工房ホール)

オーガナイザ:橋本 武彦(株式会社GA technologies)、清田 陽司(麗澤大学)、山崎 俊彦(東京大学)、諏訪 博彦(奈良先端科学技術大学院大学)、清水 千弘(一橋大学)、吉原 勝己(NPO法人福岡ビルストック研究会)

14:30 〜 14:50

[2O4-OS-25a-04] Stable Diffusionによる部屋間取りを保持したホームステージング画像生成

〇服部 翔1、山崎 俊彦2 (1. アットホームラボ株式会社、2. 東京大学)

キーワード:Stable Diffusion、LoCon、ControlNet、MLSD、家具配置

物件画像に家具等を配置し魅力的な室内をバーチャルで演出するホームステージング画像は、住まいを探す消費者に居住後のイメージを伝えることができるため、物件をアピールしたい不動産会社から近年注目を集めています。しかし、ホームステージング画像は一般的に画像編集ソフトを使い手作業で作成することが多いため、作成に時間とコストがかかり、作業者にはインテリアコーディネートに関する知識やセンスが求められていました。一方で、近年の画像生成AIの発展により手軽に画像を生成できるようになりましたが、画像生成AIで生成したホームステージング画像には、部屋の間取りを無視した家具配置になってしまうなどいくつかの課題があります。画像生成AIであるStable Diffusionに家具配置をしやすくするファインチューニングモデル(家具配置LoCon)と間取り保持をしやすくするネットワーク(間取り保持ControlNet)を組み合わせることで、部屋の間取りを保持した状態での家具配置を実現しました。また、さまざまなファインチューニングモデルを組み合わせることで、部屋スタイルに合ったホームステージングを可能にしています。

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