2024年度 人工知能学会全国大会(第38回)

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オーガナイズドセッション » OS-5 ヒューマン・イン・ザ・ループAI

[2T4-OS-5a] ヒューマン・イン・ザ・ループAI

2024年5月29日(水) 13:30 〜 14:50 T会場 (62研修交流室)

オーガナイザ:荒井 ひろみ(理研AIP)、小山 聡(名市大)、鹿島 久嗣(京大)、堤 瑛美子(東大)、森 純一郎(東大)

13:30 〜 13:50

[2T4-OS-5a-01] データ品質可視化による分析経験別評価項目の特徴分析

〇春木 佑香1、加藤 敬2、江波 友紀2、竹内 寛明2、鹿角 大貴2、山田 康太郎2、早矢仕 晃章1 (1. 東京大学、2. 共同印刷)

キーワード:データ流通、データ品質管理、自動化ツール開発、認知特性

近年,データ流通市場の発展により,企業など組織間でのデータ取引が活発に行われるようになった.データを取引,売買するにあたっては,購入を検討しているデータの品質が,購入者の利用目的に対して十分であるかを判断することが必要不可欠である.しかし,データ品質を正しく判断するためには,生データをはじめとした多岐にわたる情報を理解・解釈することが求められるため,とりわけデータ閲覧経験の少ない者にとって,データ品質評価は困難を伴う.そのため各人の品質評価にはズレが生じる場合があり,このデータ品質の認識の不一致がデータ購入における企業内での合意形成を阻害している可能性がある.本研究は,データ分析経験量や,品質情報に特化した品質メタデータの閲覧がもたらす品質評価への影響について明らかにすることを目的としている.被験者実験を実施した結果,データ分析経験の多寡や品質メタデータの閲覧の有無によって,品質評価の傾向に違いが生じることが明らかになった.

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