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[3I1-OS-27a-05] マルチエージェントモデルを用いた即応的な信号機制御手法の実験と評価
キーワード:マルチエージェント、交通信号機制御
日本では経済成長に端を発する車両数の増加により、交通渋滞が慢性化している。交通渋滞を軽減することは、運転者の時間的損失を少なくするだけでなく、地球温暖化の原因となる排気ガスの排出量抑制にも繋がるため、非常に重要である。我々はばねモデルを用いたスプリットの制御と交差点どうしの協調による連携ツリーの作成を用いたオフセットの制御を複合したリアルタイムの交通情報に基づく信号機制御のモデルを提案した。さらにこの手法を現実の道路ネットワーク上で使用し、現実の交通流で実験を行った。実験では提案する制御に一定の効果が見られたが、通過する車両台数などの要因により効果的な制御を行うことができない場合があった。本論文では実装モデルの概要と、交差点での停止時間および停止回数を指標とする評価を行う。
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