2024年度 人工知能学会全国大会(第38回)

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[3I1-OS-27a] AIを活用した都市と自然環境の空間・系列データのモデリング

2024年5月30日(木) 09:00 〜 10:40 I会場 (41会議室)

オーガナイザ:田部井 靖生(理化学研究所)、竹内 孝(京都大学)、藤井 慶輔(名古屋大学大学院情報学研究科)、沖 拓弥(東京工業大学 環境・社会理工学院)、西田 遼(東北大学 大学院情報科学研究科)、前川 卓也(大阪大学大学院情報科学研究科)

10:20 〜 10:40

[3I1-OS-27a-05] マルチエージェントモデルを用いた即応的な信号機制御手法の実験と評価

〇中村 紘己1、川口 恭平1、若林 直希1、山田 悠司1、栗原 聡1 (1. 慶應義塾大学)

キーワード:マルチエージェント、交通信号機制御

日本では経済成長に端を発する車両数の増加により、交通渋滞が慢性化している。交通渋滞を軽減することは、運転者の時間的損失を少なくするだけでなく、地球温暖化の原因となる排気ガスの排出量抑制にも繋がるため、非常に重要である。我々はばねモデルを用いたスプリットの制御と交差点どうしの協調による連携ツリーの作成を用いたオフセットの制御を複合したリアルタイムの交通情報に基づく信号機制御のモデルを提案した。さらにこの手法を現実の道路ネットワーク上で使用し、現実の交通流で実験を行った。実験では提案する制御に一定の効果が見られたが、通過する車両台数などの要因により効果的な制御を行うことができない場合があった。本論文では実装モデルの概要と、交差点での停止時間および停止回数を指標とする評価を行う。

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