2024年度 人工知能学会全国大会(第38回)

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オーガナイズドセッション » OS-12 政治経済におけるAIの利活用

[3M5-OS-12b] 政治経済におけるAIの利活用

2024年5月30日(木) 15:30 〜 16:50 M会場 (53会議室)

オーガナイザ:木村 泰知(小樽商科大学)、小川 泰弘(名古屋市立大学)、渋木 英潔(BESNA研究所)、高丸 圭一(宇都宮共和大学)、内田 ゆず(北海学園大学)、乙武 北斗(福岡大学)、秋葉 友良(豊橋技術科学大学)、門脇 一真(株式会社日本総合研究所)、小林 暁雄(国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構 農業情報研究センター)

16:30 〜 16:50

[3M5-OS-12b-04] TOPIX100の有価証券報告書を用いた企業間比較のためのタスクの提案

〇佐藤 栄作1、木村 泰知1 (1. 小樽商科大学)

キーワード:有価証券報告書、表形式データ、表検索、表質問応答

本研究では、有価証券報告書に含まれる表やテキストを対象に、企業間比較を容易に行えるようにすることを目指している。有価証券報告書は、財務情報の作成、流通、再利用を可能にするために標準化されたXMLベースのXBRL言語で記述されている。しかしながら、タクソノミが付与されているデータが少なく、共通の比較項目を見つけることが困難であり、提出者独自のタクソノミも多数存在するという課題がある。これらの課題を克服し、企業間比較を可能にするためには、比較対象の表を特定し、その表から所望のデータを取得するする必要がある。そこで、本稿では、文書中から所望のデータを含む表を見つけるタスクと、表から所望のデータを含むセルを特定するタスクを提案するとともに、これらのタスクのデータセット作成方法について述べる。

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