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[3R5-OS-13c-03] ファッションドメインにおける主観語の個人差に関する調査
キーワード:個人差、主観語、ファッション、データ分析
本稿では,ファッションドメインにおける主観語(例:かわいい,かっこいい)の使われ方の個人差について分析した結果を報告する.画像キャプショニング技術の進歩により,好みのアイテムを画像に基づいて高精度に探索できるようになったが,従来技術の多くは客観的な単語(例:赤い,袖の長い)に制限されていた.また感性に関する単語(例:やわらかい,カジュアルな)に着目した研究もあるが,いずれも共通のスタイルを表現するもので個人で異なるイメージを持つ主観語についてはほとんど扱われてこなかった.主観語を用いたアイテム画像の探索が可能になれば,個人の嗜好によりきめ細やかに寄り添うことができ,ユーザ体験の向上に繋がると考えられる.そこで本研究では主観語を用いたアイテム画像探索に向けた初期検討として,ファッションドメインに特化したSNSから収集された大規模データセットを用いて,感性語の使われ方の個人差を調査する.
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