2024年度 人工知能学会全国大会(第38回)

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[3R5-OS-13c] インタラクションとAI

2024年5月30日(木) 15:30 〜 16:50 R会場 (51研修交流室)

オーガナイザ:酒井 元気(日本大学)、岡田 将吾(北陸先端科学技術大学院大学)、湯浅 将英(湘南工科大学)、近藤 一晃(京都大学)、下西 慶(京都大学)

16:10 〜 16:30

[3R5-OS-13c-03] ファッションドメインにおける主観語の個人差に関する調査

〇大社 綾乃1、大滝 啓介1、徳久 良子1、小出 智士1、馬場 雪乃2 (1. 株式会社豊田中央研究所、2. 東京大学)

キーワード:個人差、主観語、ファッション、データ分析

本稿では,ファッションドメインにおける主観語(例:かわいい,かっこいい)の使われ方の個人差について分析した結果を報告する.画像キャプショニング技術の進歩により,好みのアイテムを画像に基づいて高精度に探索できるようになったが,従来技術の多くは客観的な単語(例:赤い,袖の長い)に制限されていた.また感性に関する単語(例:やわらかい,カジュアルな)に着目した研究もあるが,いずれも共通のスタイルを表現するもので個人で異なるイメージを持つ主観語についてはほとんど扱われてこなかった.主観語を用いたアイテム画像の探索が可能になれば,個人の嗜好によりきめ細やかに寄り添うことができ,ユーザ体験の向上に繋がると考えられる.そこで本研究では主観語を用いたアイテム画像探索に向けた初期検討として,ファッションドメインに特化したSNSから収集された大規模データセットを用いて,感性語の使われ方の個人差を調査する.

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