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[3R5-OS-13c-04] 対話中の能動的発話を含む発話タイミングの学習の検討
キーワード:発話タイミング、能動的発話、トランスフォーマー
対話サービスではユーザーがテキストや音声を通じて要求を行い,コンピューターシステムが適切な応答を生成し要求に答える(受動的な)プロセスが基本とされている.一方で,ユーザーからの要求に応答するだけでなく,ユーザーのニーズや状況を推定し積極的に情報やサービスを提供する機会を創出する``能動的な対話サービス''もユーザの秘めたる欲求に対するサービス提供の機会を掘り起こすうえで重要である.能動的なサービス対話の1つの難しさは,その発話タイミングの決定である.ユーザーの活動を観察し,妨げず,気分を害さないことが望ましい.本研究では,対話中における能動的発話を含む発話タイミングを推定するモデルを構築することを目的とした.そのために,対話中という状況とその中における適切な発話タイミングについて考察し,それに基づいて推定モデルを作成し評価した.全体の精度は8割強の数字を示したが,能動的な発話のタイミングの精度は低く,検討すべき課題が明らかとなった.
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