[3Xin2-16] 因子分析を用いた特殊詐欺検知AI
キーワード:特殊詐欺検知、因子分析、アンケート結果
特殊詐欺の未然防止策として, 被害者の通話情報を用いたAIによる見守り強化の手法が, これまでにいくつか提案されてきた. しかし, 被害者の何らかの特徴(例えば「通話」)を前提とした方法では、犯人グループから対抗手段を取られた場合に、見守り機能が低下してしまう. 本研究では, 被害者の特定の特徴を前提とせず, 犯人グループからの対抗手段に対してロバストな特殊詐欺検知AIを提案する. 銀行員の特殊詐欺防止のノウハウを調査したアンケート結果を因子分析することで, そのノウハウに沿った検知を行うAIを構築する. アンケート結果から仮想の詐欺被害者を生成し, 犯人グループの対抗手段を想定した条件下で, 提案手法でより良好な検知精度が得られた.
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