[3Xin2-21] アルティメットにおけるドローン映像を用いた支配領域に基づくスペース評価
キーワード:スポーツ、情報可視化、データサイエンス、動画像処理
アルティメットは各7人からなる2チームがディスクをパスで運び、エンドゾーン内でディスクをキャッチすることで入る得点を競う。ディスクを保持しているプレイヤーは移動できないという他のスポーツにはない性質を持っているため、パスをもらうスペースを作ることがより重要である。サッカーやバスケは十分なデータがあり、スペースに関する研究も多いが、アルティメットはでどちらも不足している。そこで本研究では、実践的で多くのチームが練習に採用している3対3に注目し、オフェンスにおけるスペースを評価することを目的とする。本研究で使用するデータはドローンカメラを用いた撮影で取得し、画角補正や座標変換を行うことで位置データを得た。使用するモデルは、ピッチ上の点にあるボールをコントロールできる確率を示すサッカーのpitch controlをもとにしたものである。このモデルを、ディスクを保持したまま移動できないなどのアルティメットのルールに適応させた。このpitch controlの値にエリアや距離を考慮した重みを掛け合わせることでスペース評価値を算出し、パスの直前のスペース評価値と得点の関連を分析する。
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