9:00 AM - 10:40 AM
[4B1-TS-3-01] Tutorial
人やチームがスポーツを楽しみ、良いパフォーマンスを出すためには心(メンタル)と技(テクニカル)、体(フィジカル)のバランスが整う必要があり、ものごとを多様な要素から構成される「システム」と捉え、その要素間のつながりを俯瞰的かつ緻密に理解する考え方が有効である。例えば、高校の野球部が甲子園優勝を目指すためには、選手や監督、コーチのみならず、医学や心理学の専門家、保護者学校関係者といったステイクホルダーを理解し、練習や試合、学校生活のための施設や道具、そして、移動のための手段やコミュニケーションおよびコンディションマネジメントのための仕組み、応援歌といったあらゆるものを要素として捉え、その相互作用に配慮する必要がある。スポーツを理解してより良い結果を生み出すために様々なデータが取得され、活用されている。そして、テクノロジーの高機能化とコモディティ化によって多様なデータが扱われるようになり、それらのデータにAIを適用することでその活用価値を高める試みが行われている。スポーツの「する・みる・ささえる」に寄与するデータとAIの活用について紹介し、今後の可能性や課題について論じる。
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