2024年度 人工知能学会全国大会(第38回)

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[4E1-GS-8] ロボットと実世界:

2024年5月31日(金) 09:00 〜 10:40 E会場 (イベントホール仮設3)

座長:岩田健輔(大阪大学)[[オンライン]]

09:40 〜 10:00

[4E1-GS-8-03] 教育支援ロボットにおける学習者との会話から解答問題数を交渉する問題数交渉手法の検討

〇楓 紘希1、ジメネス フェリックス2、宮本 友樹3 (1. 愛知県立大学大学院 情報科学研究科、2. 愛知県立大学 情報科学部、3. 電気通信大学大学院 情報理工学研究科)

キーワード:教育支援ロボット、ヒューマンロボットインタラクション、共同学習

近年, さまざまな人の教育を支援する教育支援ロボットが研究開発されている.本研究では問題を解きながら共に学ぶロボットに注目する 従来ロボットでは, 学習者はロボットから提示された問題数を解答する能動的な学習環境が多い. 一方, 学習者の学習意欲および学習効果を高めるためには, 自分から解答する問題数(解答問題数)を決めるような 自発的な学習が重要である. そこで本研究では, 自発的な学習を促すために,学習者と会話しながら解答問題数を交渉する問題数交渉手法(以下, 提案手法)を提案する.本稿では, 従来ロボットと比較しながら, 提案手法を搭載したロボット(提案ロボット)が中学生に与える解答問題数の変化を調査する. 実験結果から, 提案ロボットとの共同学習において, 中学生の解答問題数が従来ロボットに比べて向上することが示唆された.

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