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[4E1-GS-8-05] 臨床心理士が知能検査を訓練できるロボットの基礎的検討
キーワード:臨床心理士、児童型ロボット、知能検査
近年,通常学級における発達障害児の割合増加に伴い、臨床心理士の需要も増加している。知能検査の実施訓練では、児童を対象とした実演や大人同士のロールプレイングで児童を演じて訓練している。しかしながら、訓練対象者を常に確保するのが困難であるため、臨床心理士は十分な訓練を実施できない。そこで本研究では、臨床心理士から知能検査を受ける児童型ロボット(以下、提案ロボット)を開発する。提案ロボットには,知能検査を受けている児童と同様な発話内容が搭載されている.臨床心理士はロボットとの会話を通して知能検査を訓練する.本稿では,臨床心理士の提案ロボットとの訓練に対する印象を調査する.臨床心理士に対してアンケート調査を実施したところ,提案ロボットとの訓練は,「魅力度」「効率度」「新規性」の観点から好印象であると示された.
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