2024年度 人工知能学会全国大会(第38回)

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[4F1-GS-3] 知識の利用と共有:

2024年5月31日(金) 09:00 〜 10:40 F会場 (イベントホール仮設4)

座長:矢野 太郎(日本電気株式会社)[[オンライン]]

09:40 〜 10:00

[4F1-GS-3-03] 様々な技術文書を表現する知識グラフの構築方法

〇山田 隆弘1 (1. コノシミスタ)

キーワード:知識表現、知識グラフ、技術文書

工業製品の開発においては、仕様書、計画書、手順書等の様々な技術文書が使われる。これらの技術文書は、通常は、日本語や英語等の自然言語を用いて記述される。一方で、人間の知識を機械で処理できるようにするために知識グラフという技術が開発されている。技術文書を知識グラフとして表現することができれば、技術文書を機械的に処理することが可能になり、開発の様々な局面で効率化を図ることが可能になる。本発表では、様々な技術文書を知識グラフとして表現するための方法を提案する。技術文書の内容には、チーム構成やスケジュール規定のようにデータ主体のものと手順の定義のように順序的な記述主体のものとがある。前者のものに対しては、関係データベースの設計方法を用いることによって知識グラフを構築する。後者のものに対しては、筆者が2022年の本大会で発表した談話(複数の関連した文の並び)を知識グラフとして表現するための方法を応用して知識グラフを構築する。これらの方法を組み合わせて用いれば、様々な技術文書の内容を知識グラフとして表現することが可能となり、技術文書を機械的に処理することが可能となる。

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