09:00 〜 09:20
[4M1-GS-10-01] 科学コミュニケーターのファシリテーションにおける実践・暗黙知のモデル化
~デジタルツイン化をとおしてきづいたコンヴィヴィアルな関係性の価値~
キーワード:科学コミュニケーション、暗黙知、デジタルツイン、ベイジアンネットワーク、コンヴィヴィアル
日本科学未来館が実施しているワークショップ「気象マスターをめざせ!」では表層的な知識習得にとどまらない「主体的で対話的な深い学びをもたらす場」の創造を目指している。そうした場でファシリテーション実践者に求められる技能や暗黙知をデジタルツイン(DT)としてモデル化した試みを報告する。
実践者が共通して体得している成功・失敗要因のなかで共通して重視されていたことに「場の固着と発散」という評価軸(パラメータ)がありそこからモデル化をすすめた。
そのモデル化過程において抜け落ちる情報の存在が明らかになり、実践者は深刻な違和感から「パラメータの追加」の必要性と「実践者と開発者の対話によるモデルのリフレーム」の二つの気づきが得られた。結果として支援ツールに対する要件が整理された。
デジタルツインによって技能や暗黙知を伝承する際に表層的な再生産に留まらぬよう、実践者のリフレクションとリフレームを促し実践とシステムがともに深化発展していくDX3.0を目指す。
実践者が共通して体得している成功・失敗要因のなかで共通して重視されていたことに「場の固着と発散」という評価軸(パラメータ)がありそこからモデル化をすすめた。
そのモデル化過程において抜け落ちる情報の存在が明らかになり、実践者は深刻な違和感から「パラメータの追加」の必要性と「実践者と開発者の対話によるモデルのリフレーム」の二つの気づきが得られた。結果として支援ツールに対する要件が整理された。
デジタルツインによって技能や暗黙知を伝承する際に表層的な再生産に留まらぬよう、実践者のリフレクションとリフレームを促し実践とシステムがともに深化発展していくDX3.0を目指す。
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