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[4N1-GS-1-02] 音声想起EEG中の母音・子音言語表象としての線スペクトルについて
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キーワード:脳コンピュータインタフェース、脳波、言語表象
BCIs のコミュニケーション機能強化を目的として,脳波(EEG信号)から言語表象を検出する研究が加速されつつある.我々はこれまで言語表象 L(k) (k:周波数)の導出に符号化と復号化のモデルを提案した.符号化はランダム信号W(k)を言語表象L(k)により畳み込むことにより,EEGスペクトラムX(k)を出力する.復号化はEEGスペクトラムX(k)を1/L(k)の変換器を用いて解析する.これまで線形予測分析(LPA)を適用して,ブローカ野周辺の音声想起EEGを分析してきた.LPAスペクトラムのパターンは,言語記号表現に相当する線スペクトルとして変換される.これまで主に母音スペクトルの集合{X(k)}から,固有ベクトルφ(c,m), c=クラス,m=軸番号,及び部分空間法(SM)を繰返し適用することにより言語表象を可視化する技術を構築し,畳み込みニューラルネットワーク(CNN)による言語分類訓練とテストを被験者独立で行ない,高い母音分類精度を達成した.本報告では,子音に特化した分析方法,21電極線スペクトルパターンからの子音ラベリング,および子音言語表象としての線スペクトルについて述べる.
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