[4Xin2-87] マウス表現型解析実験における人工知能オープンソースソフトウェアの活用
キーワード:AIの応用、マウス表現型解析
生命科学分野の研究において再現性がある確かな研究を行うためには、高品質の実験材料(バイオリソース)の使用が不可欠である。理化学研究所バイオリソース研究センター(理研BRC)では、遺伝子改変マウス含む様々なバイオリソースの収集・提供を行なっている。また、マウスを用いた疾患モデル解析、遺伝子機能解析では、マウスリソース自体に加え、付随する表現型情報も重要な研究基盤となる。そこで我々は、マウスの網羅的表現型解析プラットフォームを開発し、マウスリソースに表現型情報を付加している。これまで我々は、表現型解析に実験装置付属の市販ソフトウェアを用いてきた。これら市販ソフトウェアは、GUIによる簡易な操作体系などによりハイスループットな解析を可能にしてきたが、汎用性、拡張性、アップデートのためのコストなどにおいての課題が存在する。その一方、研究コミュニティにおいては機械学習などAI技術を用いたオープンソースソフトウェアが利用可能となっている。本大会において我々は、先に述べた市販ソフトウェアの持つ課題に対処するために行なっているオープンソースソフトウェアの実装について報告する。
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