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[13p-PB2-6] GaAsN系p+-n+トンネル接合ダイオード
キーワード:GaAsN、GaNAs、トンネルダイオード
多接合型太陽電池では、異なる太陽電池を直列に接合するために、トンネルダイオードが必要となる。理論的には、材料のバンドギャップエネルギー(Eg)が減少すると、指数関数的にキャリアのトンネル確率が大きくなる。ここで、N組成が低いGaAsN半導体は、N組成とともにEgが減少することが知られており[1]、GaAsよりも小さなEgを持つ。このため、Egの小さなGaAsNを用いたトンネルダイオードでは、その抵抗が大幅に減少することが期待できる。